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成功者から学ぶ起業の成否を分けるものとは

 

起業で後悔しないために押さえておくべき2つのこと

売上をつくるスキルを体得できたとしても、次に安定した売上を継続してあげていくということが課題としてあがってきます。起業で不安なことのトップ5には「収入が安定しない」ということが挙げられるほどです。

 

さらには、それだけでも実現に苦戦する人も多い中で、個人事業の最大のリスクと言っても過言ではない状態とは、自分がいなければビジネスは成り立たず、自分が働かなければ、収入を得られないということ。体調を崩し、動けない時期には、その間、売上をあげることができませんので、有給や休業補償のない個人事業はでは生活基盤をも経済的リスクにさらしてしまうでしょう。

 

また、仕事が滞ってしまったとしても、代わりに誰かがやってくれるわけでもありません。クレームや契約の解約・返金、損害賠償で訴えられてしまったりすることも実際に起こっていることです。そして、老後の定年退職もなければ自分自身で積み立てをしておかずして退職金をもらえることもありません。

 

 

このような事態が起こってしまったとしても、ビジネスが周り、経済的不安を抱えてしまうことがない様に、対策を打っておく必要があります。同時に、起業をして良かったと言いきれる人生にするために、起業した先の未来のことも考えておくことがとても重要です。

 

たとえばですが、「この資格で起業して、とりあえずお勤めのときにもらっていたお給料と同額の収入は欲しい。」という、収入を得る手段としての目先の目標でだけで起業を推し進めてしまう人がたくさんいます。

 

その結果・・・

 

  • 仕事に追われ家庭をないがしろにした結果、家庭を崩壊させてしまう
  • 自分のビジネスの利益を優先した結果、パートナーや仲間、友達までを失ってしまう
  • ビジネスは上手くいったものの働き過ぎが原因で身体や精神を壊してしまう
  • より経済的にゆとりのある生活を目指したのに、逆に借金に追われてしまう

 

木を見て森を見ずとはまさにこういうことで、目先のやるべきことをやっていった結果、たどり着いた先は自分が求めた未来ではなかったという話は、起業や経営の現場でよく耳にする話です。未来の自分に無責任に今を歩んでしまうのではなく、「起業しビジネスを成功させる」という目標のさらに先、起業という道を歩んでいった結果どのような望む未来の姿やかたちを実現させていきたいかを明確に描き、そこまでの地図をもって歩み出すことが大事なのです。

 

 

そして、その地図にそって起業でビジネスを進めていくにあたり、様々な困難や課題が次々とおとずれます。だからこそ、もうひとつ大切になってくるものがあります。その地図に描かれたゴールである望む未来に到達できるよう、途中で心が折れてしまわないためのなぜ起業なのか」という理由を明確にもっているかどうかで、起業の成否が分かれてくると言っても過言ではありません。

 

例えば、同じ車を運転するという動作であっても、向かっている方向が異なれば、到着する場所も異なります。起業でも同様に、周りの人と同じように起業を進めたとしても、自分が得たいと願う成果や結果、そして未来がそこあるわけではありません。

 

 

お務めではなく、自ら起業するという手段を採択して、自分は何を成し遂げたいのか。どんな未来を実現させていきたいのか。どれくらいの収入を得る必要があるのか。いつまでにその収入は必要なのか。一生自分で働く起業コースか、それとも他人に任せることができる仕組みのある起業コースか。最終的には、どれくらいの経済的・時間的自由やゆとりを求めるのか。明確に描いてみてください。

 

ポイント

あなたの起業で「何」をするということではなく、「なぜ」起業するのかという、強いヤル理由を考えてみましょう。そして、その起業する理由を実際に満たすことができるためには、どのような起業、ビジネスをしていく必要があるのか考えてみましょう。
重要なことは自分自身が望む明確な未来の姿・かたちを描き、そこから逆算された、起業の地図を持つことなのです。

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  • この記事を書いた人

起業の基盤プロデューサー 持田那緒

27歳で法律家として起業家育成事業を立上げ、経済的自立を起業で確立するための売上がスムーズに上がる仕組みづくり『起業の基盤構築メソッド』をプロデュース 。個人事業主・起業家へのコンサルティングを通じて『ひとりひとりが自分を活かし、豊かになることのできる社会』の実現に向けて活動中。

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