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お肉屋のおじちゃんが教えてくれた命の使い方

起業に一歩踏み出せない。
一歩踏み出したけれど、
成果を必死に追い求められない。
行動できない。

 

そんなブレーキが少しでもあったら
今日の私のストーリーを
お役に立てていただきたい。

 

きっと、
みなさんの行動が変わる
きっかけになると思います。

 


 

自分の仕事が好きだから?
お金と時間が欲しいから?
それとも、みんなやっているから?

「私たちは、なぜ起業するのだろう?」

 

副業を推奨する法令もでてきた中で、
今、働き方のみならず、
生き方そのものの価値を見直し、
行動に出始める人が増えてきています。

この記事をお読みのみなさんもきっと、
その一人ではないでしょうか。

 

 

 

起業する理由は人それぞれ。

 

大きく分類しても、

・ 起業したかった人
・ 起業しなければならなかった人

と分かれます。

 

 

しかし、理由は様々でも、
起業をかたちにして成果を収められる人と
そうでない人の理由は、
実はひとつなんです。

 

年間数百人の個別の起業相談にのり、
私も、断言できること。

 

それは、
起業でビジネスを成功させなければならない
「理由」がそこにあるかどうか。

 

 

「家族を今よりもっと幸せにしながら
 自分もやりがいのある人生を歩むために
 お勤めでは叶えられないものがある。」

 

「育児(介護)と経済力を両立させるには
 時間と場所を自由に選べる起業しかない。」

 

「人や社会の問題を解決するには
 この事業がなくてはならない。
 そして、やるなら自分だと思う。」

 

「自分を信じ、もっと自分の可能性を広げ、
 起業こそが社会に良い影響を与える
 一番の方法ではないかと確信している。」

 

このような理由がある場合は、
起業で成果を収めることが
自分の幸せにつながることを
確信できているのです。

 

迷わず走り出し、力を注げて、
リスクも取れるわけです。

 

 

 

逆に、理由がない場合というのは、

 

「別にいいんです。
 主人の収入で生活はできるので、
 売上が上がらなくても。」

 

「起業でなくてもいいのかもしれないが、
 今の仕事や人生に満足していない」

 

「私でも成功できるなら起業したい。」

 

といったように、
別の方法があるが願わくば起業をと
選んでいる場合です。

 

 

私が相談を受けるときや、
インタビューや対談でよく聞かれることがあります。

 

 

「なぜ、那緒さんはそんなに
 走り続けることができるのですか?」

 

私は、今まで、こう答えていました。

 

「起業で私自身が成果を収めることで
 社会と、大切な人と、私の人生が
 より良くなると確信しているから。」

 

今もその考えは変わりませんが、
質問してくださる人は、
自分も同じようにそう思うけれど、
迷ったり、自信がなくて
行動できないことがあると、話してくれます。

 

 

起業する理由が明確にあっても、
行動にブレーキがかかり成果を出せずに悩んでいる、
そんな方が多いことにも気がつきます。

 

そこで、私は、ふと、
思い出したことがあるんです。

 

子どもの頃よくお使いを頼まれ
通っていた、近所の
お肉屋さんのおじちゃんのことを。

 

 

いつも優しくて、笑顔で、
お使いのご褒美にと、
焼きたての焼き鳥を食べさせてくれた。

お使いに行くのが楽しみなほど、
私はおじちゃんのことが大好きでした。

 

あるとき、おじちゃんのお肉屋さんの
シャッターがしばらく閉まったままで、
お休みが続いたことを覚えています。

 

どれくらいだったか覚えていませんが、
また、お肉屋さんが開店したときは
嬉しくて、おじちゃんに会いに行った。

 

私にとっては、
以前とも何も変わらない世界だった。

 

だけど、
中学生になって初めて知ったんです。

 

おじちゃんは何年も前に亡くなった、と。
お店に立っているのは双子の弟さんで、
おじちゃんは、亡くなってしまったのだと。

 

 

 

おじちゃんは、
健康診断で再検査を受け、
自分が癌に侵されていることを知った。
余命が1年だった。

 

どんな思いだったかは、
私は、理解できるなんて
簡単には言えない。

 

だけど、残す家族このことを想い、
一度にたくさんのことを考え、
すぐに決断することを迫られ、
他に何かを考える余裕なんて
なかった時だったのでしょう。

 

 

 

いつもの渡り慣れた、
お肉屋さんの前の交差点で
車にはねられて亡くなりました。

 

短すぎると絶望を覚えた余命1年ですら
全うすることができなかったのです。

 

 

いつも私たちは、
当たり前に与えられていると、
感謝さえ忘れ、
無意識に消費し、無駄に浪費し、
知らぬ間に失うものが多いことに気がつきません。

 

 

来年こそは、挑戦してみよう。
その来年は自分にはやってくるでしょうか?

 

明日感謝の気持ちを伝えよう。
その明日は、自分に、
伝えたい相手にやってくるでしょうか?

 

失敗することを恐れ行動できない。
失敗すらする前に自分の命が終わってしまったら
そのときにはどんな答えがでているでしょうか?

 

 

私が決めたら迷わないのは、
肉屋のおじちゃんに教えてもらった、
命の使い方があったから、なんだ。

 

地域から愛され、人から愛され、
仕事を愛し、お客様を愛し、
お肉屋さんという仕事で、
笑顔をたくさん創った素晴らしい人でした。

 

 

だけど、
命はあるか、ないか。
ただそれだけ。

 

こういった私に影響を与えたストーリーを、
共有できないことはもったいない。

そう思い、今日は綴ってみました。

 

そして、学び多きこの世界、
他人事として受け取れないのは
とても損なこと。

 

 

だって、
自分の身にふりかからないと
気付けないものだと言い続けるのは
成長しない愚かな姿勢、ではないでしょうか。

 

歴史があり先人たちの
知恵が積もった現代で、
事例を簡単に共有しあえる
この情報社会の中で、

 

そんな後悔することがこの世で
起こり得るなんて、知らなかった!!

 

とは、もはや言えません。

 

 

 

 

決断とは、
決めて断つこと。

 

断っても、
振り返れるのは決断じゃない。

断っても、
元に戻れる道を要しているのは決断じゃない。

 

断ったら、
過去の失敗や自信のない自分にはサヨナラ。

 

断ったら、
遠慮も無駄な付き合いもいらない。

 

断ったら、
自分の人生をどうしたいか、
そのために今すべきことは何かだけを
見つめて進んでいけばいい。

 

どうせ、
明日がやってくるとは、
誰も保証できない。

 

だったら、もし、明日がやってきたら、
より幸せで豊かなものになっているように
今日できる限りの準備をして寝ればいい。

 

失敗するかも、リスクがある。
自信がない、将来が不安。

 

そう心がざわつくのは、
明日の準備をしていない
今日の自分がいるから。

 

 

毎日100%の自分で生きてきた人は、
今が最高の結果だと知っているから、
それ以上はできなかったと
諦めがつくのではない。

 

昨日より今日、今日より明日が
よくなっていくのを
これまでもずっと見てきたから
不安なんて覚えないもの、なんです。

 

 

まず今日できること。
それは、一歩進めてアクションを起こすこと!

 

挑戦ができることは幸せなこと。
命あるうちにたくさんたくさん、
挑戦させていただきましょう。

 

何度でも、どんなことでも!^^b

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  • この記事を書いた人

起業の基盤プロデューサー 持田那緒

27歳で法律家として起業家育成事業を立上げ、経済的自立を起業で確立するための売上がスムーズに上がる仕組みづくり『起業の基盤構築メソッド』をプロデュース 。個人事業主・起業家へのコンサルティングを通じて『ひとりひとりが自分を活かし、豊かになることのできる社会』の実現に向けて活動中。

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